よくあるご質問

お墓の石選びのポイントはどこですか?

石材選びのポイントは、色や形といった見た目の美しさから、硬さや粘り、吸水といった性質まで、さまざまなものがあります。
産地で言えば、「国産の石は高品質」というイメージをもたれるかもしれませんが、必ずしも外国産が劣っているという訳でもありません。近年は、外国産石材の加工技術が格段に向上しており、墓石の大半を輸入石材が占めるほどです。
見た目に関しては、宗教や墓地によって規定がある場合もありますから、事前に確認された上で、納得のいく石を選ばれるのが一番です。

個性的なお墓をつくりたいのですが、注意点はありますか?

2003年春に実施されたある調査によると、お墓を買った人のうち、通常の縦の和型が67%、横の洋型が23%、自由なオリジナル型が6%という結果だったそうです。従来通りのお墓をつくる人がいまだ3人に2人はいて多いと見ることもできますが、そうでない人も3人に1人にまで増えてきたと見ることもできます。

こうした「縦の和型」でないお墓をつくる場合の最大の注意点は、お墓をつくる墓地・霊園で、そうしたタイプのものが認められているかどうかを管理者に確認することです。 また、民間霊園の場合、たいてい石材業者が指定されていますので、その業者が自分の希望する材質・デザインなどに対応してもらえるかどうかを確認することです。 あとは、大きな制約・問題はありませんが、お墓は、自分のため以上に、子孫に残すものですから、あまりに個性的すぎる奇抜なものも、子孫の立場や気持ちも考えて作られることをお勧めします。

お墓を建てる時期に決まりはありますか?

納骨には期限がなく、お墓を生前に建ててもかまいません。
新しくお墓を建てる場合、一周忌や三回忌法要を目安にすることが多いようです。納骨の法要を併せて行なえば、準備する側の負担も軽くなります。また、「寿陵(じゅりょう)」といって生前墓を建てる人が増えています。理由は、「残された人の負担を減らしたい」、または「自分らしいお墓を建てたい」など。実際に建てた人は「安心した」「生きた証を残せた」といった感想をもたれているようです。お墓には相続税がかからない分、節税として建てる方もいます。もしも経済的な状況などからお墓がすぐに準備できないときは、一時的に納骨堂へ保管しておくことも可能です。

生前にお墓を立てた場合
「自分のお墓は自分で」と、お子様にご負担をかけたくないとの理由で、生前にお墓を建てる方もいます。その場合は、墓石に戒名または俗名(どちらでも構わない)を朱墨で刻んでおき、故人になられて埋葬されたら、朱色を消します。
ご主人に先立たれ、奥様がお墓を建てた場合、奥様の名前を墓石に一緒に刻んでおくときも、同じようにします。

お墓を継ぐことになったのですが、税金はかかりますか?

相続税は不要ですが、管理費や供養の義務はあります。
お墓は相続税の対象にはなりません。仏壇や仏具に関しても同じです。「祭祀財産」と言って相続財産とは区別されます。しかしながら、毎年の管理費や供養を続けていく義務があります。管理費の未払いなどで後々トラブルにならないように、墓地管理者に所有者の変更を申請しておきましょう。
また、お墓を継承する人は、必ずしも遺産の相続人や親族である必要はありません。友人などでもかまわないことになっています。
それでは、継承者がいない場合はどうなるのでしょうか。一定期間、管理料を支払わないと永代使用権を取り消されることがあります。このような場合、生前にお墓を建て前もって管理費を納めておくという方法もあります。

開眼供養とは、何のために行なうのですか?

仏の心を宿すために行なわれます。
お墓や仏壇、位牌などは、仏様の心を宿す「開眼供養(かいげんくよう)」を行なわなければ、礼拝の対象にはなりません。
この開眼供養が儀式化した背景には、仏像づくりの「点睛(眼を書き込むこと)」があります。古来、仏像は眼を書き込んで初めて、像に尊い魂が入って完成するものと考えられていたからです。
宗派や土地によって入魂式・入仏式・お霊入れ・性根入れなど、さまざまな呼び方があります。目を書き込むような身振りをして、お迎えする仏を供養するお経を読みます。

開眼供養の時期や手順
建墓時だけでなく、お彼岸や新盆、年回忌に併せて行っても構いません。必要なものや段取りについては、菩提寺の住職としっかり打ち合わせを行ないましょう。読経と法要後、会食を行うのが一般的です。戒名などは開眼供養までに彫っておく必要があります。開眼供養に参加するのは、近しい親族です。遅くても3ヶ月前までには案内状を出しましょう。

【お布施】
開眼供養は慶び仏事として扱います。白無地の封筒や奉書紙などに包んで渡します。地域によっては、祝儀袋を使う場合もあります。
【服装】
礼服です。男性は白ネクタイを着用します。
(ほかの法事と併せて行なうときは、黒いネクタイも用意しておきます。)

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