お墓ができるまで

墓石は、非常にたくさんの工程を経て完成します。採石から始まって、加工、研磨、彫刻と、ひとつひとつに匠の技が必要です。それも、単なるモノづくりの技術ではなく、心の仕事が求められます。墓石は、故人とご家族が向き合う場所になるからです。 私たち石のカンノは、心の仕事で、「永久の住処」にふさわしい銘石をお届けします。
1.採石 |
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2.搬出 |
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3.切断 |
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4.研磨 |
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5.手磨加工 |
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6.彫刻 |
文字や家紋の彫刻は、精美で緻密な技術が求められます。高圧で砂を吹き付けて彫刻する「サンドブラスト工法」により、表現の幅が広がっています。 |
7.基礎工事 |
墓石は1トン以上あり、この重さを支えるためには、しっかりとした基礎が必要です。状況に応じて地盤改良を行った後、掘削・転圧・鉄筋の配筋を行います。一般的に仏教のお墓では、納骨棺の床面を土のまま残しておきます。これは「死は終わりではなく、生まれ変わりのプロセスである」という、仏教の輪廻思想に基づくものです。このほか、外柵内の雨水を排出するために、水抜きとして、土の部分を残すことがあります。 ※墓地・霊園によって基礎の施行方法が定められている場合があります。 |
8.据付工事 |
いよいよ完成した墓石を据え付けます。石のカンノでは地震に備えた、耐震施行もご相談うけたまわります。 |